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早期リタイア「FIRE」は本当に幸せか

2021年5月11日

fire アイキャッチ
  • FIRE(ファイア) : Financial Independence, Retire Early 

→ 意味 : 経済的に自立して早期リタイアを実現する

 

今若い人を中心に、このFIREを目指す人がとても多くなっています。

 

簡単に言うと、

「〇歳までに〇万円貯めて、残りの人生は仕事辞めて配当金で生きていこう! 」

みたいな。

 

でもそれって本当に幸せなの?

って話をします。

 

もしかしてFIREを口実に現実逃避してない?

現実逃避

なぜFIREを目指すのか

以前の私もそうだったんですが、

FIREを目指す理由って、今の仕事や生活に不満があるからだと思うんです。

 

なんとか今の仕事を辞めたい
→  でも辞めたら今後生きていけるかわかんない
→  仕事辞めて楽に生きていける方法ないかな?
→  FIREを目指すんだ!

 

多くの人がこういう発想でFIREを目指そうとします。

少なくとも以前の私はそうでした。

 

こうして人生の目標が決まったら

今のいや~な仕事でも頑張れるわけです。

 

だって、

今の生活は自分の人生の通過点でしかなくて

その先には理想の生活が待っているんですもん。

 

 

FIREを目指すこと自体を否定したいわけじゃありません。

私も仕事好きじゃないですし(笑)

 

でも、

目の前の現実から目を背けたくて、

とりあえずFIREを目指しているようでは絶対に幸せにはなれません。

 

 

FIREのリスク -避けられない節約-

なんとなくFIREを目指している人は、

まずFIREを目指すうえでのリスクをしっかり理解する必要があります。

 

そのリスクとは支出を低減させる努力、つまり節約です。

 

「〇歳までに〇万円貯める」という目標を確実に達成するためには、節約は必須です。しかもかなりの長い間、です。

 

例えば、今25歳で45歳までにFIREすると目標を立てたら、

20年もの長い時間、お金とにらめっこしながら生活する必要があります。

 

そしてリタイアしてからの残り40年も、できる限り資産を減らさないように節約して暮らしていくわけです。

 

 

そんな生活幸せかな?

 

 

働いている20年の間に家族が増えたら家族にも節約をお願いするの?

 

たしかに将来の自由な時間も大切だけど、若い時間だって大切じゃない?

 

自分の子供が若い時なんて本当に貴重だよ?

 

将来の「自由」が目的なのに、

節約を優先して やりたいことができない生活って「不自由」すぎない?

 

FIREを実現して何するの?

「FIREを実現して何するの?」と聞かれて、

ちゃんと答えられる人がどれだけいるでしょう?

 

 

実際に聞いてみると、返ってくる答えはだいたいこんなかんじです。

 

行きたい場所へ行って~、住みたい場所に住んで~、好きな時間に起きて~、食べたいものを食べて~、

 

とかね。

 

 

いやそれ、とりあえず仕事辞めたいだけじゃん!?

 

 

でも、

忙しい今の生活から抜け出して

とりあえずのんびりしたい気持ちはよ~~~くわかります。

 

でも、ず~っとのんびり生活って飽きない?

FIREするためによく言われているのが、

「1億円を貯めて3~4%程度の配当金で生きていく」というものです。

 

 

つまり、一年間を300~400万円で生きていくということ。

確かに、一人であれば十分に裕福な生活が送れるかもしれません。

 

 

ただ、リタイアしてから死ぬまでは30年~40年もあります。

 

 

その間ずっとのんびりしていたいですか?

というか、その生活に耐えられますか?

 

その生活、最初の一年で満足すると思います。

 

 

だって想像してみてください。

今まで働いていた時間が全て自分の好きに使えるようになるわけです。

 

すごいたくさんありますよね。

いったい何に使いますか?

 

 

まとまった時間ができたから、好きなだけ旅行でも行きますか?

でも一年の生活費が全部で300~400万円しかないから、旅行へ行くにも限界があります。

 

行ける回数も、場所も、人数も、

限られた範囲内でしか行けません。

 

 

そののんびり生活って本当に理想としている生活ですか?

 

 

頑張って20年間節約しながら働いた後の生活が、

結局お金の制約の中での生き方に限られるって寂しいですよね。

 

 

お金のかからない趣味があるから大丈夫って人がいるかもしれません。

 

その趣味って本当に30年間続けられるものですか?

しかも今よりもずっと時間に余裕がある30年ですよ?

普通飽きません?

 

 

もし飽きて新しい趣味を探そうとしても、

その頃には少ない生活費しかないので

お金のかからないことしかできません。

 

 

気付いたらいつの間にか

節約ありきののんびり生活になっているわけです。

 

 

私がこの記事で伝えたいのは、

FIREは現実逃避の手段でも、ゴールでもないよ!!ってこと。

 

 

FIREを実現した後も、30年以上 人生は続きます。

 

自分の理想とする生活が 本当にFIREで手に入るのか。

しっかりと見極めてください。

 

人によっては、

死ぬまでひたすら我慢するだけの生活になりかねないですよ。

 

本当に目指すべきは自分にとって理想的な働き方

働き方

働かずに暮らしていける程の大金持ちになりたいと、誰もが一度は思います。

 

でもその生活を現実で送っているのは本当にごく一部の人だけです。

 

正直あまり現実的ではありません。

 

 

では、どんな生活を目指すべきなのかということを考えると、

やっぱり、

 

  • 好きなことを仕事にする
  • 苦じゃない仕事を見つける

 

これしかないと思います。

 

私含め多くの人は、結局仕事から逃げることはできません。

 

だから私の場合、窓際族を目指すことに決めました(笑)

今の会社で、「苦じゃない仕事を見つける道」を選んだわけです。

 

 

またそれと同時に、

「好きなことを仕事にする道」も模索中です。

 

その一つがこのブログ運営です。

まともな収益が上げられるようになるのはまだ先の話ですが、

現実と向き合って新たな一歩を踏み出しました。

 

 

FIREをするにしても、しないにしても

人生は長い道のりです。

 

「FIREしかない!」と選択肢を絞るのではなくて、

自分の幸せにつながるより良い選択肢を探すのもありではないでしょうか。

 

というわけで、

FIREは本当に幸せなのか、というお話でした。

 

FIREを現実逃避の手段として使っていた方やFIREをゴールと考えていた方は、

自分にとって本当にFIREは幸せなのか、もう一度考えてみてもらえると嬉しいです。

 

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